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興統第34号 三河阿闍梨惣持坊日要上人第五百遠忌記念号

日蓮宗興統法縁寺院檀信徒の方より興統第34号並びに第33号を恵贈いただく。
大変ありがたい。

第34号は、安房妙本寺・小泉久遠寺の中興と云われる、三河阿闍梨惣持坊日要上人の特集号であった。
巻頭には日向妙国寺所蔵の日要上人直筆の大漫荼羅がカラーで掲載されていた。

特集論考としては、日向妙国寺住職による「富士門流私考-日要上人第五百遠忌に寄せて-」及び、最後の大日蓮宗寺院龍雲寺住職による「三河阿闍梨惣持坊日要上人第五百遠忌」が掲載される。

論考は主に三河阿闍梨惣持坊日要上人第五百遠忌法要に関する内容であったが、安房妙本寺所蔵史料が写真掲載されるなど、現在単立の本寺との交流も思わせるものがある。
また法要は日郷門流を中心とした日蓮宗興統法縁の諸寺院、教区内寺院の他、要師廟では町内の曹洞宗寺院、神社も一緒に神事・法要を行ったという。

この地方での日要の存在が、宗内にのみ留まるものではないことが知れる内容であった。

それにしてもこの安房妙本寺所蔵の天皇の綸旨は、日要が本門戒壇の貫首であることを意味したものであろうか、宛名が本門寺日要御房となっており、妙本寺あるいは久遠寺の名ではない。

連載では「島根尊門会のルーツを探る」が出雲編の其の弐として掲載をみる。

次号に続いていた寄稿「甲州の日興門流」では清水家との関係を詳細に論じており、享保年間に日蓮直筆断簡が清水家より北山本門寺に寄贈されたことが、佐渡世尊寺の「本山本門寺由緒霊宝記録」に記されているという。
また北山本門寺の貫首や学頭を、清水家から多数輩出していることが、「秘中抄」に記されているとのことである。
清水家の盆経の様子であろうか、写真には多数の北山歴代貫首の書写と思われる、大漫荼羅御本尊が奉掲されていた。

第34号も興味深いないようであった、追って第33号に関してもレポートをしたいと思っている。





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コメント

[C2454]

四明さん、

ご高覧並びにコメントを有難うございます。

本尊書写の時、「富士山日目上人遺弟」と入れるのは、日要からでしたね。

日向定善寺関連は、追って現況を記したいと思います。

常泉寺、常在寺、重要拠点ですね。
併せて妙縁寺と妙光寺もでしょうか。
都内のこれら寺院は、日蓮正宗の『本山』である富士妙蓮寺や讃岐本門寺、日向定善寺より重要な存在と見受けられます。

  • 2015-10-27 21:02
  • 管理者
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[C2453]

慶林坊日隆の八品派からの影響を排除するために、郷師門の独自性を高調することに日要は、成功したのでしょう。皇室との強い絆は、日目の跡を継がんとする気概に違いありません。日向定善寺は、小原日悦師時代に帰一しましたが、後に達師の弟子が晋山し、植民地政策がなされました。道師門にとって重要なのは、常泉寺、常在寺なのでしょう。
  • 2015-10-27 20:46
  • 四明
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