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秘仏 日向薬師拝観

過日、金沢文庫に出向き、秘仏の日向薬師を拝観する。

これはもっと以前に実施される予定であった特別展だが、金沢文庫館内の古文書からカビが発見され、施設設備の再点検と補修を行った為延期されていたものである。

メインは秘仏の日向薬師が全面開帳されていることと、脇士の日光・月光菩薩立像、十二将神、日向薬師に関連のある文献・文書などである。

なお現在確認されている中では、日向薬師が最初に登場する文献・文書は『相模集』という書物らしい。
本展覧会では、この『相模集』のみが複製版で出展されていた。

原本の所蔵元は、なんと東京富士美術館である。

富士美術館もこのような史料を持っているなら、日本仏教に関連した企画展でも行えば良いものを。
それとも未だに本体が「他宗」の展示は許さないのだろうか。

大きな日向薬師と脇士が展示室の中央に鎮座し、今回は本当に御開帳的要素の高い展覧会であった。




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コメント

[C2410]

四明さん、

ご教示ありがとうございます。

もし宗祖が読まれた事を想定して入手していたとすれば、「なかなかやるじゃないか」といった感じですね。

川澄さんは、神道系の出身なので他宗をはじめとする歴史文書の収集に力を入れても不意義ではないですね。

時代背景と宗教は縁の深いものがありますが、歴史関連は写本や伝承をもとにしたものがまだまだ多いのに対し、日蓮に関してはここのところ真蹟から日蓮の実像を観ようとする傾向があります。その意味では、より有力な歴史史料の収集も必須なんだと思います。

  • 2015-05-24 18:55
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[C2409]

仏美術界の目利き、ルネユイグ氏により富士美は西洋絵画コレクションを増やしたそうです。仏SGIが地下にある現状では考えれませんが、少なくとも80年代までは、仏国は欧州SGI の城でした。富士学林は、川澄氏が教授をしていた時期があり、その頃から他宗文書を収集するようになったのではないか、と。藤原定家をはじめとする京洛は、宗祖が青春をおくられた地、きっとお読みになられたのでしょう。
  • 2015-05-24 12:49
  • 四明
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[C2408]

彰往考来さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

藤原定家奥書に関しては、mixiでも阿呆陀羅経さんよりご教示いただきましたが、今は富士美時代の収集物とあわせて、東西のコレクションが東京富士美術館にあると思います。

他館の企画展に協力するのも大事ですが、自館でも何かできたら面白いですね。
もちろん世間的にも学会内にも賛否は分かれるでしょうが。
  • 2015-05-23 08:16
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[C2407]

四明さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

あそこは垂迹堂の位置だったんですか。
富士美時代の収集物との推測ですが、私もそう思います。
富士学林自体も他宗の文献を収集していますし、幅広い仏教研鑽の拠点づくりとしてはいい場所だったのかもしれません。

  • 2015-05-23 08:10
  • 管理者
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[C2406]

東京富士美術館蔵の『相模集』ですが同館のHPに出ています。

仏教書というより藤原定家奥書ということで収集したのではないかと思っています。

彰往考来
  • 2015-05-23 07:53
  • 彰往考来
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[C2405]

恐らくは静岡富士美時代に収集したのではないか、と推測します。東京は西洋絵画中心ですが、当時垂迹堂の立地位置にありました静岡富士は、仏教色が強かったのですが。70年代は、東哲も院生の充道さんをメジャーデビューさせるなど、グルイズム主流の現在とは違い、大乗仏教のなかの日蓮仏教を探究しようとの熱気がありました。
  • 2015-05-22 18:21
  • 四明
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[C2404]

愛国沙門さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

お付き合いが広いと見聞や知識も広がりますね。

金沢文庫自体にも、まだまだ解読の進んでいない古文書が沢山あるそうですので、今後も企画展などを楽しみにしていきたいと思います。

以前、ご案内の東京国立博物館も、期日に間に合えば行きたいと思います。行った際には補修を終えた東照宮に詣でたいと思います。


  • 2015-05-20 04:54
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[C2403]

日向薬師如来。参拝出来、本当に良かったですね。相州には、源頼朝が保護した、由緒正しき、寺社が点在しております。やはり、頼朝は、武家政権の創始者の中でも、何か、精神面がしっかりした、栴檀の薫りがするような気が致します。鎌倉に隣接する金澤、この地名は「金洗澤」(かなあらいざわ)が転訛し「金澤」になったそうです。実は、この話しを、今日、聞きました。また、源頼朝が関所を設けて、外部から鎌倉へ入る者に対し、警戒、検問をしたそうです。実は、堀之内妙法寺近くの、茶房で、平曲(平家琵琶)と薩摩琵琶弾き語りの先生が、隔月で、演奏と講話の集いを、されておられ、こちらに参加することが、私の「唯一絶対」の楽しみとなっております。主幹の琵琶の先生は、中世の歴史に、非常に、お詳しく、お伺いする毎に、勉強になります。金澤の地名の由来も、先生から、お聞きしました。しかし、ご縁とは、不思議でうれしいものですね。本年、秋の、琵琶の大会では「龍の口」と言う題名の作品も、演じられるそうです。楽しみです。
  • 2015-05-19 21:24
  • 愛国沙門
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