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王仏冥合は王宗冥合

前回、所謂「日本仏教」は宗教ではあるけれども仏教ではないことを記した。

それを思うと、かつての創価学会・公明党の旗印であった、日蓮党の「王仏冥合」論は王宗冥合と言い替えるのが適当だろうか。

「冥」とは表立たないというような意味合いだと心得るが、その対義語が「顕」であろうか。

今、世間を騒がせているイスラム国は王宗顕合を目指す過激派組織といえるとおもう。

かつての日本が、神道との王宗顕合を国民に強要し、結果敗戦の痛手を被った歴史は消えない。

日本の高度成長を支えたのは、宗教から解放され科学の発展を重視したことではないだろうか。

信教については形上「自由」ということになったが、一旦所属した組織から抜けられなかったり、檀家寺とのしがらみがあったりと、国家的には自由でも実際には不自由なことが多いのが現実である。

思想信教、また原典解釈等々、単に自由にするのではなく、内容を吟味する時代に突入しているのではないだろうか。

宗教の為に命をかけたものを「殉教者」と呼んで尊ぶ。
こんなことは実は「犬死」だったということを、真実の声として上げていくべきではないだろうか。
特に熱原法難を美化してきた富士門流は、このような事件を起こしてしまった日蓮・日興の罪過を認め、自己反省の意味も込め、率先して宗教の為に何かを犠牲にすること、特に命を犠牲にすることは愚かな行為であるということを、どこよりも声高らかに宣言すべきである。

新世紀の富士門流は、創価学会をはじめとする在家教団を非難するだけでなく、自らの歴史認識にも反省をし、そして宗祖・門祖であろと間違いは間違いと認め、新たな歴史を築いて行くべきであると想う。





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コメント

[C2325]

四明さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

私の地元には、創価班の本山担当があった時代に、任務中に御子息が危篤となりながらも任務を続け、結果看取ることができなかった人が二人います。

私は本山担当の経験はありませんが、本部担当の部長時代、副総括時代、熱原法難を利用した美談・美学を徹底して批判してきました。
宗教の為に家族を犠牲にすることは、間違いであると確信していたからです。

しかし、賛否両論あり、組織活動で成果を上げ、より上位の幹部にならなければ、犬の遠吠えでしかないことを実感したものです。

私は今でも題目を唱えます。これは宗教として。
しかし、それでも日蓮・日興を全肯定するような盲目的な「信心」は辞めたいと思っています。

  • 2015-01-26 21:56
  • 管理者
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[C2324]

阿呆陀羅經さん、

度々のご教示ありがとうございます。
棲み分けの前提の無い王仏冥合など存在しない。その通りだと思います。
今あるのは相互依存・相互利用の王宗一体の悪しき姿ですね。
  • 2015-01-26 21:47
  • 管理者
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[C2323]

日蓮は、周の礼楽を重んじた古代国家を理想とし、日興は、本門寺建立運動、日目は、天奏帝都勅許運動と富士門流は政治参加が激しいのではないでしょうか。公明党の源流になっているわけです。熱原法難は戦前軍国主義の牙城陸士でも教えられていました。東條英機高級幕僚の生きて虜囚の辱しめを受けず教育の美談として、です。
  • 2015-01-26 21:31
  • 四明
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[C2322]

元来が出世間の法である佛教は、政治的事象からの局外者のスタンスを常に堅持しており、為政者側もそれを承知の上で庇護を加えて来た経緯があります。

“王佛冥合”なる事態がもし成立するとすれば、それは政治と佛教との完全なる「棲み分け」が絶対前提となりましょう。
  • 2015-01-26 16:50
  • 阿呆陀羅經
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[C2321]

阿呆陀羅經さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。
政教一致・政教一体ともに含め、政治と宗教の接近を防ぐことが、望まれてしかるべきですね。

これは幸福実現党や公明党に限らず、神道や伝統宗教、新宗教らに信者票を、政策に関係なく教義・伝統とのこじつけで投票依頼する政治団体全てにいえると思います。

  • 2015-01-25 18:03
  • 管理者
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[C2320]

歴史的事実は、“冥合”を謳うだけの“野合”に他ならなかったし、現状にせよ同様であると考えます。

「相互不可侵・没交渉としての政教分離」が、希求・実現されて然るべきでしょうね。
  • 2015-01-25 16:49
  • 阿呆陀羅經
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冨士教学研究会 管理者

Author:冨士教学研究会 管理者
ブログ「冨士教学研究会 管理者のオワコン日記」へようこそ!
日蓮正宗・創価学会等の富士門流関連寺院・諸団体に関する議論は、池田大作氏の影響力低下と、諸賢の研究・考察・発表等によって、概ね結論はみえてきました。
それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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