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回忌法要と十三仏

起源は江戸期ごろになるだろうか、管見では定かでない。
しかし日本独自の仏教観の一つであると思われるのが、十三仏信仰である。

不動明王 (秦広王) 初七日
釈迦如来 (初江王) 二七日
文殊菩薩 (宋帝王) 三七日
普賢菩薩 (五官王) 四七日
地蔵菩薩 (閻魔王) 五七日
弥勒菩薩 (変成王) 六七日
薬師如来 (泰山王) 七七日
観音菩薩 (平等王) 百ケ日
勢至菩薩 (都市王) 一周忌
阿弥陀如来 (五道転輪王) 三回忌
阿閦如来 (蓮華王) 七回忌
大日如来 (祇園王) 十三回忌
虚空蔵菩薩 (法界王) 三十三回忌

以上が十三仏であるが、仏・菩薩の他に不動明王が入っている。
十三仏だけで見ると、明王での入仏は不動明王だけに思える。
回忌法要は上記の十三のみではなく、十七回忌や二十三回忌、百回回忌もある。十三仏以外の回忌法要の本尊と云われるは、そのほとんどが大日如来である。
ただ二十五回忌を除いては。

三と七のつく年に回忌法要は行われるのが一般だが、実は二十五回忌というのが存在する。
あまり知られないが、その本尊は愛染明王である。

仮に二十五回忌を入れて十四仏とするならば、不動明王に続き明王としては第二番手として愛染明王が入るのである。

日本において、不動明王に続いて、明王としては別格的存在なのが愛染明王である。
先述した通り、その起源は平安期まで遡る。

日蓮の法華信仰と併せ密教の尊格、不動明王・愛染明王への信仰、日本国独自の神道、天照大神・八幡大菩薩への信仰、これらに関心が尽きないのは、日蓮漫荼羅への関心が尽きないからだろう。




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コメント

[C2253]

四明さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。


立宗前、私的には改宗前となりますが、たしかに八宗兼学はあると思いますが、足の置き場はどうだったのか、大漫荼羅の謎と併せて興味が尽きません。

折に触れてご教示をお願い申し上げます。

  • 2014-10-05 11:52
  • 管理者
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  • 編集

[C2252]

高専柔道七帝柔道は、講道館柔道では失われたであろう寝技が伝承されています。グレイシー、ブラジリアン柔術に受け継がれているわけです。日蓮宗日蓮正宗では、密教は完全に排除されていて、山中教学に受け継がれているわけです。然し,立宗前の初期教学が、高木豊氏の先行研究を除いて解明されていない憾みがあります。
  • 2014-10-05 00:18
  • 四明
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