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国立国会図書館 デジタルコレクション

国立国会図書館のデジタルコレクションに、近代日蓮本尊研究の名著「御本尊写真帖」稲田海素編がアップロードされる。

URLはhttp://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/943416/1

立正安国会「御本尊集目録」では、所蔵先不明としながらも写真掲載された、富士大石寺の紫宸殿御本尊こと安82番は、弘安三年三月沙弥日載授与の御本尊という模写が存在する旨の記述がある。

この沙弥日載授与の御本尊写真が初めて掲載されたのが、稲田海素編「御本尊写真帖」である。

但し、近年立正大学の中尾名誉教授は、日蓮宗新聞紙上にてこの沙弥日載授与の御本尊を「新たに発見されたご真蹟」として紹介している。

中尾名誉教授の見立て通り、沙弥日載授与の御本尊は日蓮真蹟なのか、それとも立正安国会の山中喜八・片岡随喜両師の見立ての通り、沙弥日載授与の御本尊は富士大石寺の紫宸殿御本尊の模写なのか興味のあるところである。

御本尊集目録では安82番の備考に、「右下隅に授与書の存したのを、載落した形跡がある。」と記しているが、おそらくはここには日興の書入れがあったのではないだろうか。
沙弥日載授与の御本尊は、近年では「図説 日蓮聖人と法華の至宝」第一巻にカラーで収録されているが、授与書は左下である。更には中尾名誉教授は日載授与の御本尊には相剥されたあとがあり全体的に毛羽立っていると記している。

富士大石寺の紫宸殿御本尊は、日載授与の御本尊の模写原本か、それとも相剥のもう片方か、あるいは全く別の御本尊か、今手元にある立正安国会御本尊集の写真と、沙弥日載授与の御本尊を見比べると、どうも別物のように感じられる。




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