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日蓮宗 善性寺

善性寺
過日、東京荒川区の日暮里にある善性寺を参詣する。
日蓮宗関妙山善性寺には日蓮宗の東京都北部宗務所を置いている。

その中興草創期は、長耀山感応寺(現天台宗天王寺)の第二世日嘉の開山で、それ以降も四人が本寺感応寺より住寺が入寺している。

身池対論後、池上本門寺とその末寺は受不施に属したものの、感応寺(現天台宗天王寺)、碑文谷法華寺(現天台宗円融寺)、小湊誕生寺やその末寺は、権力に屈することなく不受不施をつらぬき続け、感応寺末の善性寺もその一つであった。
そんな善性寺の歴代には、一旦身延山の歴代に晋山しながらも、出身が不受不施系寺院ということで、政治的に除歴になっているものもいる。

不受不施弾圧が落ち着くと、飯高檀林で要職につく住寺も排出する。

また善性寺は「杓子のお祖師様」としても知られていた。
この祖師像は今は日蓮宗本山瑞輪寺に遷座されている。
徳川実記などによると、この「杓子のお祖師様」は善性寺の本寺に当たる感応寺(現天台宗天王寺)にあったと記録されている。
戦火で古文書焼失のため詳細不明ながら、もとは善性寺⇒本寺の感応寺⇒不受不施弾圧で瑞輪寺⇒弾圧終息にて善性寺⇒事由不明ながら再び瑞輪寺へ(現在は瑞輪寺境外祖師堂に安置)という流れのようである。

ここにも不受不施弾圧と、現在天台宗に転派した有力寺院と因縁深き寺院があった。
戦火によって失われた、多くの史資料が惜しまれる。




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コメント

[C2211]

四明さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

最近は創価学会関係資料の精査に手を抜きつつあり、岸首相と戸田氏の紙の調達に関する繋がりは存じ上げませんでした。

古い大白蓮華や聖教縮刷版、公明縮刷版がいくつかありますが、手に取るとアレルギー反応で嚔や鼻水が出ます。秋口に虫干しでもしないといけないかもしれません。

文庫本とスマホの対決は商業的にも面白いご指摘と思いました。

  • 2014-06-17 21:25
  • 管理者
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[C2210]

戦火焼失史資料に関しましては誠に残念ですが、圓明日澄『法華啓運鈔』は、佛性院日奥と一如院日重の論争で両者とも主張を援用しています。文庫本で平安朝仮名遣いではなく、現代国語で一般の人たちがもっと読みやすい形での出版が望まれます。できないようだとスマホに活字文化は敗北します。戸田氏の経営する出版社の紙の調達の関係で岸総理との因縁が生じたようです。
  • 2014-06-17 21:18
  • 四明
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[C2209]

行者忍辱さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

石橋湛山首相による内閣の誕生は、当時、日蓮正宗による国立戒壇・王仏冥合を目指していた戸田城聖には、石山以外の興門派を巻き込んだ日蓮宗によって先を越されてしまったという危機感すらあったろうと思います。

しかし就任直後脳梗塞で執務執行不能になり、代わって戸田城聖と親交のあった岸首相が誕生したことは、戸田城聖率いる当時の日蓮正宗創価学会にとっては、因縁めいた機会の到来を意識したことでしょう。

それが安房妙本寺一門帰一への勢い、石山に大講堂の落成と続き、その落成法要期間中に岸首相を石山に呼び、広宣流布の模倣を行いたかったのでしょう。これが創価学会の今に伝わる3・16ですね。

しかし岸首相は来山せず、代わって今の安倍総理の血筋が来山したのが現実の歴史でした。ある意味、石橋首相退陣の時から、今と似た路線があったと思います。

  • 2014-06-14 23:41
  • 管理者
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[C2208]

昭和、戦後に、善性寺の住職から、身延山の正式な法主になられた方がおられます。なお、本堂脇に、石橋湛山師の墓所が在ります。短命でしたが、生きた日蓮主義が柱となった、良い内閣にして、自由党と民主党が、戦後の復興を共通のマニフェストとして「自由民主党」が、いわば、保守連合として、その初代総裁が石橋湛山師です。脳梗塞を発病し、わずか半年で、石橋内閣は解散しましたが、その後、立正大学学長に就任され、その真の日蓮主義的、生涯を送られました。立正大学校内に、石橋湛山記念講堂の名が残っております。しかし、堅固な信念の力で、不受不施の法統を先師が護り抜かれた、善性寺に、堅固な信念で、戦後の政治と、立正大学の近代化に尽くされた、湛山先生の奥津城が、在る。不思議な因縁のようですが「宜なるかな」と思われます。しかしながら、公明党と連立を組まずに、日蓮主義的信念で、純正保守で、日本のリーダーとして導く、石橋湛山先生を、彷彿とさせるような、総理が、出現してほしいです。
  • 2014-06-14 22:09
  • 行者忍辱
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Author:冨士教学研究会 管理者
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それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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