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北山本門寺 御霊宝御風入会

北山本門寺

13日は予定を変更して北山本門寺の御霊宝御風入会に参詣。
今回は第二祖日妙の遠忌法要を兼ねていた。
奉奠される宝物も、日妙と関連のあるものが多かった。

例年有償の奉奠目録が本年は無償で配布され、しかも内容も昨年までとは格段に充実していた。
有縁の方々をお見かけしたが、迷惑になってしまってもいけないので、お声かけはこれまでにも何度かお会いし言葉を交わしたことのある数名だけにした。

北山本門寺到着前に、完成した大石寺の御影堂を拝見しようと立ち寄っていたところ、時間ギリギリ、いや開始時間に間に合わず、既に読経が始まっているなか本堂に入らせていただいた。
今年は服装もルーズな格好で出かけた。

宝物の拝観は、近年では珍しく生御影尊を法要後再度御開帳し、真正面にまわって拝観するところから始まる。
写真で観るよりもはるかに迫力がある。

「佐渡国法華衆御返事」の「白蓮/花押」は日興の筆ではあると思うが、別紙を貼り付けたように感じられた。本文と紙のやけ色具合が異なり、加えて裁断し貼り付けたあとのようにみえる部分がある。

日蓮真蹟の鉄砲本尊はよく見ると、鉄砲玉の貫通した箇所の上に貼り付けた紙から、下の大漫荼羅の紙が若干透けて見えた。「日蓮/花押」の一部分だと思われる。
今回は特別に再表装前の表具が奉奠されていたが、再表装の際にこの上貼りの紙を何故紙背に移さなかったのか若干の疑問が残った。もし再表装の際に上貼りの紙を大漫荼羅の後ろに付け替えていれば、補修もさらにすすみ鉄砲本尊の復元が今以上に出来たのではないだろうか。

短時間で奉奠された宝物は決して多くは無かったものの、一つ一つの宝物を近くに拝する事が出来るのは大変ありがたい。新しい発見があるものである。

法要は完全に興門派の法式に則って行われた。
大変清々しいものであった。日蓮宗の寺院とは思えないものがある。
法華宗各派の方が、僧侶の法衣や読経作法など、日蓮宗内の他の門流に近いと感ぜられる。
そうした法華宗各派が別の包括宗教法人となっており、京都要法寺を本山とする日蓮本宗に近い興門派の法式で法要を営む北山本門寺が、日蓮宗の寺院であることがある意味不思議でもある。

宝物拝観後は、高速道路が混雑する前に帰路につこうと、あまり寄り道をせずに帰ることにした。
色々悩んだが、結果として参詣させていただき良かったと思った。





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コメント

[C2166]

四明さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうご味ます。

またご投稿に気づくのが遅れましたことお詫び申し上げます。

北山の前貫首さんは、19歳で国柱会入会でしたか。
たしか池田さんも19歳で創価学会入会でしたね。

私もそうですが、19歳は結構人生の分かれ道ですね。
今の貫首さんは、現実主義のようで、立正大学を中心にに、有識者の意見を聞きながら、宝物目録をつくっていくことを検討されているようです。

これまであまり公開されてこなかった、北山本門寺文書のような目録が完成し、研究者の便宜を図る時代が来るのではないかと思います。

  • 2014-05-03 05:17
  • 管理者
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[C2160]

法然房源空門下は、大きく西山義・鎮西義・真宗義に分かれますが、この内、日蓮が鎌倉で直接対峙したのが、『選択伝弘決抄』を著した良忠だったわけですが、良忠は「二類各生」所謂聖道門行者を含む念仏と諸行の両門が往生可能を説いたことに、日蓮は危機感を覚え、唱題成仏義を唱導したのではないかと。日蓮の原宗教体験は清澄山の朝日の体験ですが、日蓮の「娑婆即寂光土」は後期思想の富士山本門寺・戒壇とどのような会通があるのか。北山本門寺の前貫首は19歳で国中会に入会した体験から国立戒壇論者でしたが、現在の北山教学では国立戒壇論でいくのかは、論議を尽くしていただきたい。
  • 2014-04-26 14:02
  • 四明
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[C2159]

行者忍辱さん、

ご高覧並びにコメントをありがとうございます。

今年は素晴らしかったですね。
解説担当のお上人とは、都内で古文書学習で何度かご一緒したものです。

配布された目録も良く出来たものでしたね。

来年も興師の記念遠忌だったと思うのですが、すっかり失念しています。
大石寺の入口には書いてあったと思います。

来年は御風入会は平日ですが、興師会は土曜日ですので、お参りしようかと思っております。

  • 2014-04-19 22:23
  • 管理者
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[C2158]

今年は殊の外、素晴らしい御風入れ法要でした。解説担当の、お上人は存じ上げている方です。お人柄が表れている良い解説でした。貫主様と、同じ部屋で、午餐を頂戴出来るのも、特長です。小笠原礼法は、よくわかりませんが、席を立つ時に、敷居一つ外で、一言言上申し上げた上で午餐を退座、御正廟に参りましたら、一人の、お上人が石垣に掛けて、一心に読経をされておられましたね。思わず、北山に伝わる、逸話を思い起こしました。その後、お二人が御正廟に見え、三々五々見え、曇り空にしては、珍しいと言うより、奇跡的に富士山が山頂まで、見え続けました。正に本門の戒壇可建の霊場です。貫主様も、益々、御法体壮健にして、我々も、兎も角、白蓮阿闍梨日興上人第七百遠忌を念頭に、世壽は何時までか判りませんが、日蓮大聖人の御遺命に添って日々を好日にまいりたいです。
  • 2014-04-19 21:35
  • 行者忍辱
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Author:冨士教学研究会 管理者
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日蓮正宗・創価学会等の富士門流関連寺院・諸団体に関する議論は、池田大作氏の影響力低下と、諸賢の研究・考察・発表等によって、概ね結論はみえてきました。
それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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