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大野山本遠寺

本遠寺
北山本門寺御風入の前後で、富士山久遠寺と身延山久遠寺をまわらせていただいた。
富士久遠寺は御存じの通り、旧本門宗から本山格として処遇された富士門流の寺院である。
身延山久遠寺は新制日蓮宗においても、日蓮宗総本山となった寺院である。
その身延山久遠寺のすぐ近くに、「別格本山」の由緒をもつ大野山本遠寺がある。

国の文化財でもある本堂にて御首題対応して戴ける。
また内陣にてお参りができ、その後は山務の御僧侶より種々寺院由緒についての説明があり、なかなか良いお寺である。

養珠院お萬様の墓所は至る所に存在するが、お骨が入った場所で県指定史跡にもなっているのは、この大野山本遠寺の墓所だけである。

本堂天井に使われている板には、工事中にお萬様がつけたと伝承される足跡が残っている。
二つの足跡があるが、一つは大きさからお萬様のものでは無いだろうと、大崎方は分析したそうである。
小さい方はどうであるか。
妙海寺大漫荼羅では日蓮の指紋で話題を呼んだが、本遠寺ではお萬様の足跡である。
足跡がついてしまったので、床材としては使えないが、お萬様の足跡だからと云う事で天井板として使用したとの事である。

葵の紋の使用を許された寺院であるがゆえに、可能性としては無くはないだろうと思えた。



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コメント

[C1758]

四明さん、

御高覧並びにコメントをありがとうございます。
源信は念仏行にも傾倒していることから、日蓮は源信批判もするに至りますね。

円明院日澄の啓運抄は、御義口伝の初見となる文献だったでしょうか。
このあたりの宗論関係は、法華ジャーナルの日蓮教学全書あたりに収録されていますが、高額なため全巻揃えるのは育ち盛りの子を持つ安月給のサラリーマンには厳しいですね。

破日蓮義と一緒にコピーを取らせていただいたものが一部手元にありますが、研鑽が行き届いておりません。


  • 2013-04-29 20:36
  • 管理者
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[C1757]

宗祖に恵心僧都源信の『一乗要決』の抄録書写の「恒河七種衆生事」がありますが、恒河の水中に溺れる者が浅瀬に近づき、河畔に上がって安心するまでの七段階を論じ、悟りと人間との関係とを論じています。宗祖は源信の仏性論に影響を受けていることが注目されます。宗祖の法華経受容は一念信解を高調するものでありますが、恵心僧都源信から継承していることは、日蓮遺文の読み直しが急がれるでしょう。一致派教学の博学多識と知られる円妙院日澄は、法華経講義をまとめた『啓運抄』がありますが、近世教学の二大潮流、受布施派・不受布施派双方に深い影響を与えました。台家の学僧円信の『破日蓮義』に『日出台隠記二巻』を出して論義しましたが、台当関係の究明も急がれるところです。徳川家康は北山本門寺との関係でいえば、鉄砲曼荼羅がありますが、家康はどう思ったのか、まだまだわからないところあります。
  • 2013-04-29 14:56
  • 四明
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[C1756]

愛国沙門さん、

御高覧並びにコメントをありがとうございます。

お萬様は本来であれば芝増長寺や上野寛永寺に墓所があってもいいところだと思います。
それが身延山麓の日蓮宗寺院境内に墓所をかまえたことは、自身の信仰を曲げなかったと云う事と思っております。

また大野山が葵の紋を使用する事がゆるされている事から、お萬様の広宣活動はそれなりに実を結んでいたものとも思えます。

  • 2013-04-28 18:33
  • 管理者
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[C1755]

大野山本遠寺、昔、信行道場に入っている間、本山巡りで参拝したのみです。北山本門寺の前後に、身延山に参拝し、宿泊する場合は、身延駅より、バスかタクシーに乗り直行し、あるいは新宿から、身延山行きの路線高速バスに乗りますので、お萬の方には、申し訳無いです。名古屋市の単立不退寺の御山主、武藤上人は、徳川家康を折伏出来なかった、お萬の方を「与同罪」だと決め付けております。武藤上人の宗門に対しての正義感に満ち溢れた、諫暁は、頷く所、多々ありますが、慶長法難を終結させた法功法勲のある、お萬の方に対して、与同罪と言い切られる点は、納得いかないです。
  • 2013-04-28 18:11
  • 愛国沙門
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