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松下村塾

松下村塾
本日は彼岸の中日、各寺院では法要や墓参の檀信徒で賑わっていた。
桜の開花も若干早いようで、満開とはいかないが早咲きの桜などは三分から五分咲き程度にはなっている。

都内日蓮宗寺院を中心に構成される、江戸十祖師の巡拝を兼ねて世田谷幸龍寺に行く。
ここは霊断師会の本部があるところで、石山を感じさせるような古風な寺院建築と新興宗教的な現代建築が混ざっている場所である。

日蓮宗霊断師会は、日教研の山崎氏が痛烈な批判をしているが、仏教にあるまじきオカルト・呪術の新興教義と行法を行う団体である。
このような場所には御首題目的と云えども何度も足を運びたくないが、受付に行ったところ法要前で御首題が書けるものが居ないとの事であった。
法要が終わるまで待てば大丈夫との事であったが、長居したくなかったので御勘弁願い失礼させていただいた。

本来は江戸十祖師の由緒ある寺院なのだろうが、かつて石山が新興宗教創価学会に乗っ取られたように、今は霊断師会という新興教義のオカルト団体に乗っ取られてしまっている。

日蓮直弟子天目に由来する佐野妙顕寺も、新貫主が霊断師会で、もはや歴史と伝統が崩れることが眼に見えている。

しかし、日蓮宗においては旧興門派も眼に見て衰退しており、歴史や伝統を護る事の難しさを感じる。

そんなことで足早に幸龍寺を去って、そのまま自宅に帰るもの何かと思い、途中京王線から世田谷線に乗り換えて松陰神社に参詣した。

祭神は吉田松陰である。
境内には松陰ほか幕末の烈士の墓所がある。
本殿向かって右には、松下村塾を模した古風な建物がある。
松下村塾は吉田松陰の叔父・玉木文之進が天保十三年に創建し、後に吉田松陰が塾主を務めた。
身分に関係なく入塾が許可された私塾であったと云われる。

時の権力と闘い、自らの信念と思想に殉じた松陰は、当時の幕府によって死罪となるが、その後の歴史は大政奉還そして外交へと向かう。
松陰門下の処遇は伊藤博文の待遇に現れている。

松陰は禅僧との交流があったようだ。
静岡の松陰寺は白隠禅師の白隠宗大本山で、吉田松陰とは無縁のようである。
松陰はその活動から神道系に祀られるのが妥当であったのだろう。
なお松陰神社は山口県の方も有名で、山口の松陰神社にある、松下村塾が実際の建造物のようである。

東京の松陰神社もなかなか良いところであった。




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コメント

[C1731]

小樽問答の歴史的な敗北後、中山荒行と比例するように霊断師会が勢力を伸ばしています。『御義口伝』重視、唯識仏教を融合させるなど巧みな教学があります。荒行は中山帰一後、身延等の相伝が失われたとある荒行堂関係者は回顧しています。西山茂氏がいわれるように「内棲宗教」そのものです。境界borderを重視するキリスト教、イスラム教ではありえないことです。
  • 2013-03-26 21:06
  • 四明
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[C1726]

愛国沙門さん、

御高覧並びにコメントをありがとうございます。

是非、日蓮宗内で発言力を持つ、偉い御僧侶になってください。
愛国沙門さんの云われる日蓮宗となることを、望んでいます。

  • 2013-03-21 23:12
  • 管理者
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[C1725]

日蓮大聖人、日興上人の次に敬仰する人物は吉田松陰先生です。数年前に安倍晋三氏(一次内閣の前くらい)が関わって、ビジュアル吉田松陰と門弟を、分冊で出版された。長州出身の安倍首相は、松陰先生を非常に敬慕されておられるが、だったら公明党と連立せず、平沼氏、西村氏など、純正保守陣営と連立を組んでいただきたいです。「身は例い 武蔵の野辺に 朽ちるとも 留め置かまし大和魂」伝馬町牢屋敷の中で、処刑を待ちながら、久坂や桂などの萩の門弟達に、遺言された「留魂録」の最後にしたためられた、辞世の一首。三十前の方の遺戒ですよ!日蓮大聖人が佐渡塚原で開目抄を示現された際も「日蓮が魂魄、佐渡国に渡り」と、矢張り、何時、殺害されるか判らぬ中で、金吾殿を宛先に御弟子に留め置かれた人開顕。似ていると思います。しかしながら宗祖の遺戒に背く行為を正当化し憚らない、霊断や修法、謗法そのものです。汚れた中山行堂を破壊し、元来在った身延西谷に戻し、綱紀粛正を厳の中にも厳にし、本来の「六難九易」法門を色読するなど、荒行の本質を改革すべきと思います。杖木瓦石の礫を受けて、不軽菩薩の折伏を貫く姿こそ「荒行僧」でありましょう。
  • 2013-03-20 23:23
  • 愛国沙門
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Author:冨士教学研究会 管理者
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それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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