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『日蓮上人伝法灌頂之寺』- 天台宗別格本山 星野山中院 -

中院
ゴールデンウィーク後半初日はあいにくの雨。
何時も休日に伺う台家寺院の朝勤も、昨晩からの大雨がまだおさまらず、お参りしてもずぶ濡れの服で寺院堂内を汚しては申し訳ないと思い、今日は自宅で「本門要軌」で勤行を行う。

雨脚が弱まりはじめたころ、自宅を出て単身埼玉県川越市に向かう。
今日は他の家族とは別行動。
喜多院の宝物特別展の拝観を主目的に出かける。

喜多院から徒歩で10分程度の場所に中院がある。
喜多院と同じ「星野山」の山号である。
そう「喜多院」とは当初は「北院」であり、現在は廃寺となったが以前は「南院」もあったといわれる。
この「星野山」の本来中心堂宇であったと思われるのが、元関東八箇檀林の一つで大石寺第六世日時師も学んだといわれる仙波檀林の旧跡・天台宗別格本山星野山中院である。

また中院は日蓮聖人が尊海僧正より恵心流の伝法灌頂を受けた場所とも云われている。
星野山は慈覚大師円仁によって創建されたといわれ、その後尊海僧正によって中興されたと伝えられている。
尊海僧正は当時密教中心であった天台宗を、本来の天台教学に戻そうという運動をはじめたともいわれ、あるいはその後の日蓮聖人の思想へも影響を与えたのかもしれない。

再興当時の中院は学問所としての機能を有し、北院は虚空蔵求聞持法の道場として建立されたとなっている。
現在の中院はほとんど檀家寺であるが、北院は天海僧正により再中興され、現在も一般墓地は無く祈願寺としての歴史を綴っている。

また中院には島崎藤村義母の墓があることでも知られている。
実際に島崎藤村も何度も墓参に訪れていたという。

続いて関東三十六不動尊霊場でもある、喜多院と成田山川越別院を参詣した。
喜多院では宝物特別展の拝観を、成田山川越別院では護摩修行にお参りしたので、次回以降これら二ヶ寺の事を記していきたい。



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ブログ「冨士教学研究会 管理者のオワコン日記」へようこそ!
日蓮正宗・創価学会等の富士門流関連寺院・諸団体に関する議論は、池田大作氏の影響力低下と、諸賢の研究・考察・発表等によって、概ね結論はみえてきました。
それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
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