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興門古寺訪問記―日蓮宗大本山北山本門寺―

本門寺
大石寺をあとにし、北山本門寺の御霊宝御風入に参拝する。

奉奠目録をいただきに受付に行くと、数珠が売られていた。
京都要法寺のものと同形の富士門流の数珠であった。一見値段がはると思ったが、あとでよく見ると数珠玉も通し素材もよいものを使っていた。

今回は例年奉掲されない「御大事御本尊」も奉奠されていた。
本門寺蔵門祖御筆御本尊は四幅奉奠。
①嘉元三年卯月八日(興本49番)
②嘉元三年五月四日(興本50番?)
③嘉元四年卯月廿三日(興本68番)
④徳治二年卯月八日(興本76番)

①及び③④は日興上人御本尊集(以下「興本」)に図版が掲載され、②は転載画像が載るが北山本門寺蔵ではなく、東京船橋家所蔵分である。
興本106頁には、「要・基によれば、書写年月日及び脇書の全く同じ御本尊が北山本門寺にも所蔵されている由であるが、当御本尊は『静岡県史 資料編5・中世一』には「北山本門寺旧蔵」とあるので、要・基における二幅の記載は誤りであろう。」とあるが、誤りでは無かった。
確かに全く同じものが北山本門寺にもあった。
私見としては東京船橋家のものがよいようである。
北山本門寺分は同時所蔵分日禅授与御本尊と紙質がよく似ており、同じような因縁があるものと想定される。

今回奉奠の四幅の中でも半分は仏生日の四月八日(卯月八日)書写の御本尊である。
門祖上人が如何にこの日を意識しておられたかがわかる。
興風談所からは4・5人みえていたであろうか、富士学林からは二名のみで全般的に参拝者数は少なく思えた。
東海地方における大きな地震の予測や、北朝鮮のミサイル問題も影響したか。

法要は貫主猊下御導師にて、引題目と御義口伝の奉読から始まる「本門要軌」にそって行われた。
参列の御僧侶方も皆、薄墨の衣と五条袈裟で、手にする数珠もふくめて実に興門派らしい法要であった。

今回は富士五山の内三山をまわったが、せっかく富士宮まで足をのばしたので最後に当地一ノ宮「浅間神社本宮」に寄ることとした。
今回、案の定北川先生の法華経講義の録画が上手くいかなかったので、再放送分の再録画に挑戦することとし、法華経講義の感想は来週にするとして、次回は浅間神社本宮について記してみたい。





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コメント

[C1304]

四明さん、

御高覧並びにコメントをありがとうございます。

そうでしたか、川澄氏は神道系の御出身とも聞きますので、「学」に精通していただけに、カルト思想に侵されなかったのかもしれませんね。

「報恩」本当にこれが大切だと思います。

ただしこれは自発能動であるべきで、某団体のように報恩の押しつけや安売りは、本来のあるべき報恩を誤解させてしまいますね。

本来あるべき報恩の姿は、摩訶止観の序に記された灌頂の感極まる思いに代表されるように思います。


  • 2012-04-17 19:32
  • 管理者
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[C1303]

川澄勲氏は「今世上一般に報恩というような事は次第に薄れているようである。このような時こそ報恩抄もまた威力を発揮するということではなかろうか。世間に対し、隣人に対する報恩の必要な時代が到来しているのである。滅後末法の世を迎えた時には報恩の必要なことは大聖人が既に御指示の通りである。報恩とは滅後末世の世を平和に保つための根本に存在しなければならないもののようである。「オレが」と思う処に報恩はありえない。隣人に対する報恩、そして天帝に対する報恩、そのようなものが人の世の険しさを救うのである。筆者も報恩を目指して書き続けようとしているのである。今吾等も底下に身をおいて報恩の気持ちを取り返したいと思う。そこから世上のぬくもりも又復活するのでhないかと思う」「そこには中国始まって以来の思想も天台思想として含まれているのである。それが大石寺法門として取り入れたまま表面に出ることもなく、今まで温存されてきているのである。それが本尊抄にいう法華経寿量品の文の底に秘して沈めた己心の一念三千法門なのである」(『大石寺法門』473,4,5)とお書きになられました。岡山下向後の川澄氏はモルモン教宣教師とも通用があったそうです。「他宗恐怖症」を自ら克服された範を示されたのでしょう。
  • 2012-04-17 18:21
  • 四明
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[C1302]

愛国沙門さん、彰往考来さん、

御高覧並びにコメントをありがとうございます。
主観的判断と客観的判断について、今回の北川先生の講義で気づくことがありました。

飛躍しますが、いまあらためて自行の大切さを感じます。
別項にて所感を述べたいと思います。

取り急ぎ御礼まで。



  • 2012-04-17 07:24
  • 管理者
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[C1301]

愛国沙門さん

>天魔が北川先生を畏れ

ちょっとこれは可笑しいです。自らの操作ミスを棚にあげ天のせいにするのは科学技術に対する冒涜ではありませんか?

あなたはAKB48の録画に失敗しても天魔の所為とされますか?そうではないでしょう。

京都の事故は私もよく行く場所(今月も行く予定)なので、心が痛みます。

合掌

彰往考来
  • 2012-04-17 06:29
  • 彰往考来
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[C1300]

私もブルーレイの操作を誤り録画に失敗しました。もしかすると天魔が北川先生を畏れ抵抗をしているのかも知れないです。御大事御本尊は通常、土用丑の日に奉展されます。また興尊の御本尊を所蔵する有縁の各所からも、責任者の方が富士山法華本門寺根源の御風入れの際、お持ちいただき奉展される場合があります。大石寺門前の大日蓮出版は私も一度、寄りました。しかし、私は私たちの大本山(無論、石山ではない)の身近に住まわれ護持の誠を尽くされる各聖方の御自坊に、表敬参拝する事こそ大事と確信します。石山の山内に行く事は私は今後、無いと思います。京都の要法寺は上洛する度に参拝します。しかし先日の自動車暴走事故の現場は要山に結構近い所で、画像を見てあっと思いました。ああいう不特定多数の方々を殺める人は、前世より悪業因縁を相当積んでいるはずです。私達は宿福深幸の因縁を前世に戴き法華経に出逢った。日蓮大聖人の大慈大悲とは斯くの如くでありましょう。
  • 2012-04-16 22:59
  • 愛国沙門
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それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
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