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日蓮と密教

画像は東京国立博物館蔵の「北野天神縁起絵巻断簡」に登場する、吉野の真言密教・修験の行者日蔵上人と菅原道真の謁見図である。左手前の薄墨の衣に白の五条袈裟が日蔵上人である。日蓮の光日房御書(身延曾存、新潟本成寺に本状の草案と思われる断簡あり。)には、『而れどもいまだゆりざりしかば、いよいよ強盛に天に申せしかば、頭の白き烏とび来たりぬ。彼の燕の丹太子の馬・烏の例、日蔵上人の「山がらすかしらもしろくなりに...

再び阿娑縛抄について

彰往考来氏が再び資料をご送付下さった。氏の間断なき研鑽と資料収集には敬服する。また惜しみなく資料提供下さり感謝にたえない。彰往考来氏は阿娑縛抄の日蓮閲覧の可能性は無しとは言い切れない立場である。阿娑縛抄は台密系寺院に伝承されている、密教秘伝を写し写本集のような形態でまとめられたものである。現在伝わる阿娑縛抄は、江戸期にかけて加筆されたものであろうか。どうも阿娑縛抄自体が鎌倉期に完成しているものとは...

新宿 閻魔大王

前回の続きとなるが、画像は新宿御苑近郊の浄土宗太宗寺の閻魔大王である。日蓮門下にとっては「謗法」と感じるだろうか。この閻魔像は新宿区の指定有形民俗文化財で、木造、総高5.5メートル、文化11年(1814年)に安置されたもので、造像もその頃とされている。しかし弘化4年(1847年)3月5日に目が盗まれ補修。そして関東大震災で胴体部分が大破し、昭和8年に再造されている。戦前ではあるが、近代以降の出来事...

千葉本国寺 眉間白毫の日蓮像

画像は旧宮谷檀林こと千葉本国寺の眉間白毫の日蓮像で、図説「日蓮聖人と法華の至宝」第4巻に写真掲載されたものである。祖師彫像に関心のある方はわかると思うが、この千葉本国寺の祖師像の手は説法像としては不自然である。通常、日蓮説法像は左手は掌が上を向けられ親指が真左にくる形で経巻を握っている。しかし本像の左手は掌が内側を向き親指が上にきている。恐らくこの千葉本国寺の日蓮像は、もとは読経像であったものを説...

如是我聞-作礼而去

如是我聞で始まり、作礼而去で終わる経典として有名なのは、法華経と阿弥陀経である。「如」で始まり「去」で終わる法華経を、池田大作氏は「如去」は「如来」の対句なので、法華経とは「仏」を意味する経典であると指導した。はたして同じく如是我聞で始まり、作礼而去で終わる阿弥陀経も「仏」を意味する経典と指導するであろうか。阿弥陀経は迹仏の経典、法華経は本仏の経典などと言いそうでもある。さて、先般訪問した日限祖師...

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プロフィール

冨士教学研究会 管理者

Author:冨士教学研究会 管理者
ブログ「冨士教学研究会 管理者のオワコン日記」へようこそ!
日蓮正宗・創価学会等の富士門流関連寺院・諸団体に関する議論は、池田大作氏の影響力低下と、諸賢の研究・考察・発表等によって、概ね結論はみえてきました。
それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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