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三鳥派の末路

現代日蓮宗学の礎ともいえる執行海秀著「日蓮宗教学史」によれば、三鳥院日秀と江戸時代に知られた三鳥派教学とが、どこまで因果関係があるかは確定できないものの、平田篤胤著「出定笑語付録」によってその中心的な存在が確認できる、生田五郎兵衛こと還告日使が還告史記を残しており、それを基に日浮が三鳥教学を大成したといわれる。それによると題目五字の内、「妙法」の二字に真の勧心があるとし、これを「吸う、吐く」という...

三鳥派と身延日亨

乍恐指上申一札の事拙寺末武州川崎町妙遠寺当住日忍儀は妙本寺廿一代日達弟子にて法脈慥に御座候。右日忍妙遠寺住持に申付候年来は元禄十三辰の年迄三十年に罷成候。尤今般御吟味の三鳥派に紛敷事曽て無御座候。仍て書付指上申候。以上。 享保十四已酉年十一月十六日 房州吉浜村 妙本寺寺社御奉行所以上は、高橋粛道著「近世異流義集成」に収録された妙本寺文書である。三鳥派関連は江戸及び駿河の大石寺、西山本門寺、北山本門...

駿河富士門徒の動向

『さんぼうさん』

昨日は晴天に恵まれ、無事、東光山實成寺第四十五世晋山式が行われた。有縁の各聖並びに檀信徒で、普段はひっそりとした柳瀬の本山周辺も、この日ばかりは大賑わいであった。私はこの晋山式に先立って、先般の三鳥院日秀に関する記事の続きで沼津市愛鷹に。巻頭の画像は地元の人々から「さんぼうさん」と呼ばれる「三宝堂」という小堂である。三宝堂は三鳥派が弾圧によって幽閉された場所と伝わるところに建てられている。その敷地...

三鳥院日秀は存在した

最近、某サイトにて三鳥院日秀は実在しなかったとの暴論を述べているものがいるという。今回紹介の部分画像は、かつてオークションに出展された三鳥院日秀直筆御本尊の部分画像である。主題直下、「日蓮在御判」とあり、加えて向かって左に「日興聖人」とある。そしてその下に自著花押が大書してある。そう、この本尊書写は大石寺日精師と全く同じである。私は福島一円寺蔵をはじめ複数の日精師書写本尊の画像を所持している。また...

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プロフィール

冨士教学研究会 管理者

Author:冨士教学研究会 管理者
ブログ「冨士教学研究会 管理者のオワコン日記」へようこそ!
日蓮正宗・創価学会等の富士門流関連寺院・諸団体に関する議論は、池田大作氏の影響力低下と、諸賢の研究・考察・発表等によって、概ね結論はみえてきました。
それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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