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親族葬

過日、実家の隣接地にお住まいだった叔父が急逝し、叔父の菩提寺である天台宗寺院の御住職御導師のもと親族葬が行われた。子宝に恵まれなかった叔父は、既に叔母を先に亡くしていたため、私の父親が喪主をつとめ葬儀を執行した。導師をおつとめいただいた叔父の菩提寺御住職は、開山以来初めてとなる天台宗大僧正でもある。副住職は私の同級生で、親近感のあるお寺様であった。参列者は叔父方親族、叔母方親族、そして私の家内の親...

護国山尊重院天王寺

写真は現天台宗で毘沙門天で知られる、護国山尊重院天王寺境内の題目(妙法)板碑である。この寺院こそ、先週紹介の善国寺旧本寺である、谷中感応寺であったところである。かつては境内に壮大な五重塔があったが、火災によって全焼してしまった。草創時代は、日蓮直弟子の日源によって開山された長耀山感応寺である。その後、日蓮宗不受不施派として、末寺善国寺とともに、幕府より弾圧を受けることになる。現目黒の円融寺と歴史が...

最澄直弟子・一乗忠について-前川小論の紹介-③

最後に最澄滅後の仁忠の行動について、光定撰「伝述一心戒文」より抜粋する。(1)『先大師存生之日談語。必為戒和上。具如血脈。為義真和上戒師時。仁忠師云。此師不用。有雑之咎。』(2)『者以彼之年弟子白。以円澄大徳。任延暦寺寺主。仁忠師不承之也。亦重弟子白。以義真大徳。任延暦寺上座。仁忠師不承之也。』(3)『弘仁十三年六月四日。大師遷化。遷化之一七日後。菩薩僧官符下畢。弘仁十四年三月十七日国忌日。両箇之...

最澄直弟子・一乗忠について-前川小論の紹介-②

先に伝教大師全集5巻より引用した「叡山大師伝」には次の文ものる。『既而抜伝灯之階。上講複之座。名曰義真。円澄。光定。徳善。徳円。円正。円仁。仁忠。道叡。興善。興勝。仁徳。乗台。』(下線筆者)この記名次第は戒臘の順との事で、光定から興勝までを「天台法華宗年分学生名簿」と対応すると以下のようになる。≪叡山大師伝≫ ≪天台法華宗年分学生名簿≫ 光定       僧光定(住山) 師主比叡山最澄。     徳善...

最澄直弟子・一乗忠について-前川小論の紹介-①

天台宗総本山比叡山延暦寺は世界文化遺産である。「延暦寺」とは、この比叡山に点在する堂宇の総称であり、ある特定の堂宇をさしているわけではない。東塔・西塔・横川と大きく三つのエリアに分かれるが、その中でも最澄建立の一乗止観院にその起源をみる国宝根本中堂は、比叡山の中心堂宇といっても過言ではないだろう。この比叡山開創の最古の伝記ともいえる「叡山大師伝」は、最澄の直弟子・一乗忠の撰述である。この一乗忠に関...

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冨士教学研究会 管理者

Author:冨士教学研究会 管理者
ブログ「冨士教学研究会 管理者のオワコン日記」へようこそ!
日蓮正宗・創価学会等の富士門流関連寺院・諸団体に関する議論は、池田大作氏の影響力低下と、諸賢の研究・考察・発表等によって、概ね結論はみえてきました。
それと同時に、冨士教学研究会の役割もほぼ終わりかけていると思います。
今後は、政治・宗教・社会等の問題を気ままに記してまいります。
更新頻度は特に定めません。皆さんも時間のあるときにのぞいてみてください。

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